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☆しあわせ育児留学☆

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予防接種について

今読み返すとおかしな表現もあるのですが、予防接種の勧奨を市保育課にて受けた後、憤慨しつつ質問したもの。
直後に返答をいただき、「市として接種強要はしていない、表現に誤りがあったことをわびる」旨であった。

難しい問題だなぁ・・・とは思うのですが、明文化出来ないものを、表現によって強制と感じさせるのはやっぱり問題ですね。。

小学校も相変わらず強制と感じさせる表現をしてくるので・・・気をつけないとね。 H22.3

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市長   殿
市役所 保育課課長 殿                           
                           平成19年2月 日   

保育園入園時の、予防接種の過度勧奨に関して質問等

 保育園入園申込の際に、母子手帳を見せることは、あくまでも父母の了承がある上でのことと思われますが、それを見ながら予防接種の進捗を確認する中で、接種を全く受けていないことに関して「これは、どうしちゃったの?」という聞き方そのものが不適当ではないでしょうか。
 たまたま、私のときだけにそのような言い方をしたにしても、毎回同様であるにしても、これだけでも問題があるように思います。
 上の子どもたちの入園の際にも、ほとんど変わらないやり取りがあったものの、今回は特に念を入れて、というように感じました。(事実、担当者も最近の風潮のため、ごめんなさいね、これは仕事だから言わなくてはいけない、という表現をされていました。)
 お子さんが重篤な病気にかかる可能性があることを分かっているのか、保育園に入ってよそのお子さんにうつしてしまったときに責められると思う、その責任はどうとるのか。そのようなことが起こってもこちらでは一切!責任は取れない、というお話を頂きました。
 私は、体調が優れない中で、小さな子を連れて手続きに行っており、大変に疲れておりましたので、早くこのやりとりを終わらせたいという気持ちもあり、その場でこの担当者の発言を問題にはせず、父母でよく話し合いをし、予防接種に関する勉強をした上で、そしていろいろな覚悟もした上で予防接種を受けないという選択をしているお話をするのみとしました。(そして、それでも尚、脅されているとしか感じられない言葉をあらためていただいたのですが。)

 が、現在、予防接種は勧奨接種です。義務接種ではありません。強制接種は不可能です。

 これは、予防接種法の改正によるものであり、接種を受けるかどうかは、病気の流行、その症状、予防接種の効果とその確率など十分な情報を得た上で、自分の子どもに受けさせるか、どうかということは保護者が判断し、その判断は尊重されるように、と変わったのです。
 この法改正の趣旨とは程遠いご指導を、地方自治体の職員である、市役所保育課職員から受けた、というように理解しています。
 簡単に「誤解だ」、などとはおっしゃらないでください。私はこのお話のあと、やはり予防接種は強制接種だったのだろうか?と改めて、家事育児・仕事復帰の準備に忙しい中、懸命に調べ、悩み、著しい精神的苦痛と肉体疲労により体調が悪化したほどなのですから。そして、これでは預けるわけにはいかない、と仕事をすることを断念する方向で考えることになったのですから。小さな子どもを持つ父母と接するお仕事をなさっている方々ですから、ちょっとした言葉遣いひとつ、方向性ひとつで、子育てする者にプラスにもマイナスにも影響を与えてしまうのもご承知のことでしょう。
 
 つきましては、以下の質問について、遅滞なく、文書で明確にご回答くださいますようお願いいたします。

1.予防接種法に反して、市独自の条例等により、予防接種が強制接種とされているのでしょうか?

2.保育園の入園要件として、予防接種を厚生労働省が提示している「標準的な接種期間」に受けていることが含まれているのでしょうか?
 もしそうであれば、現在市立小学校に通わせている予防接種未接種の上の子たちの登校も中断しなくてはいけませんか?

3.保育課の職員は面談の際、特に破傷風について、自分が見ている中でも罹患して大変なお子さんがいたとおっしゃっていました。日本全国の「予防接種に関連ある小児感染症の年齢別死亡者・患者統計」「予防接種健康被害認定状況」は人口動態統計・厚生労働省の資料などにより存じておりますので、市内(旧市内のみでも構いません)の「予防接種に関連ある小児感染症の年齢別死亡者・患者統計」「予防接種健康被害認定状況」について過去10年分の資料をご提示ください。
 こちらにこのような判断材料が日常的に手に入らない中で、まるで職権の範疇で保育園児の予防接種に関連した被害状況が酷いものであるかのようにお話になるのは、脅されているとしか感じようがありません。私がその脅しに負けて、泣く泣く我が子に予防接種を受けさせ、そのために健康被害を被ったとしても「私どもには全く責任はございません!」とおっしゃいますか?

4.そもそも、予防接種によって100%免疫がつくわけではないので、予防接種を受けても感染することも、人にうつることもあります。また、感染症の中で予防接種があるのは一部です。そうしたことも踏まえて、集団生活の中で具体的に予防がされていますか?その指導内容と現状を(項目ごとの実施率も)客観的にご回答ください。(指導医によるチェック体制があるのであれば、その報告書で構いません。)
 予防接種を受ける方向で生活されている親子でも、乳児から保育園に預けていれば、ある予防接種を受けている子と受けていない子が混在しているのは明々白々ではないでしょうか。その中で、どのように特に予防接種対象疾患の予防をされているのか教えてください。
 市の保育園に上の子どもを預けた経験がありますが、通った3園とも保育士の努力ではいかんともし難いほどの老朽化等により、非常に不衛生(ネズミのフンやゴキブリの死骸などが子どもの引き出しに入っている、など)というのは私のみならず父母の大勢の感想であり、父母会からも保育課に指摘していたという記憶がありますが。病気になるかどうか以前のそのような問題にはどのような善処をされているのかも教えていただきたいです。

5.上記の質問に付随して。
 もしも、強制ではないにしても、そうと取られても仕方がない実質的な強制で予防接種を求めるのであれば、疫学的根拠を明示してください。実質的強制をいつからはじめて、そのことによってそれ以前よりも予防接種対象疾患の流行が減少した、など。そして予防接種の副反応掌握の手だて、実質的強制によって健康被害があった場合の市独自の救済制度についても教えてください。
 また、保育園入園について児童福祉法の要件にない条件(思想・信条による入園差別)を付加することは、憲法で保障されている平等原則に反していると思われますが、どのようなお考えでしょうか。

 以上です。
 常に最善をと思い、子どもを育ててきましたので、今回の件で疑問を封じ、憤りを静めることが出来なかったため、多分に感情的な文面になってしまったことを、どうぞお許しください。
 この質問と、いただくご回答に関する全てにつきまして、同様の悩みを持つ全国の方に少しでもお役に立てますよう、「ワクチントーク全国」「日本消費者連盟」をはじめ、予防接種に関する情報を提供している団体等に公表すると共に、市議会議員、厚生労働省・内閣府に対し、今回とほぼ同様の内容で文書を送ります再に添付させていただきます。また、個人のホームページを作り、インターネット上で公開させていただきます。
 よろしくおねがいします。


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